いざ大奥へ
           
                   〜大奥女中の人生〜
                 大奥の女中の中には、大きく分類すると「お目見え」、「お目見え以下」、「部屋方」で分かれてお
                り御台所でお目通りできるかできないかで分かれていました。
                 お目見えは、将軍、御台所に謁見できる身分であり旗本、御家人の娘であった。
                 お目見え以下は、謁見できない身分であり、百姓、町人の娘でありました。

                 大奥では、お目見え以上の役付の方たちが主体であるので、お目見え以下は補助係に過ぎませ
                んでした。しかし、お目見以下である彼女たちであってもお目見え以上に出世することは可能であっ
                たので表役人とは変わらないのでした。
                 お目見えの役付は、12才から13才ぐらいで、大奥へ一度入ることになったらよほどのことが無い限
                りやめることはできません。
                                                        

                                                                      
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